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籠池氏への証人喚問

予想通り、与党は安倍首相夫人および安倍首相がこの件に一切かかわっていない事を国民に印象づける方向の尋問を続けました。

その手法として籠池氏の虚偽癖的な性格や、常識とはかけ離れた性格を国民に印象づける質問の仕方をしておりましたね。

しかし、私の受けた印象としては少なくとも自民党の代表として尋問に当たった議員は明らかに力不足でしたね。

あまりにも安倍夫人と安倍首相を守ろうとする意識が強く、かえって国民の疑惑を煽ってしまったのではないでしょうか?

籠池氏はかなり正直に答えていた印象でした。

私が最も気になったのは、安倍夫人に付いていたという経産省からの出向役人の「関与」です。

特に夫人の最も身近におり、秘書的役割を果たしていたと言われる女性の経産相役人。

籠池氏の要望を伝えられた夫人とそれを聞いているこの女性役人ですが、実際にこの役人は、担当役人に問い合わせた事実もあり、自ら動いている様子も伝えられました。

これは「国有地の定置借地は最長10年と言うことなのだが、介護施設などでは50年に延長されると聞いたが、小学校でも50年に延長することが出来ないか?」というような依頼だったらしいです。

実際は「要望に応えることは難しい」という結果でしたが、それを籠池氏側に伝えたファックスも残っていると言います。

すなわち、これが事実ならば、この国有地問題で安倍首相夫人、および夫人に付いていた経産省役人がなんらかの行動を行っていたことは確かです。

そこで、「忖度」という言葉がキーワードになるのです。

安倍首相夫人の後には当然安倍首相がいるわけですから、彼女の世話係として出向している経産省役人は、籠池氏から首相夫人への要望で、夫人が「名誉校長」であり、安倍首相も支援している訳ですから、そこには当然「忖度」が働くでしょう。

夫人を通して「安倍首相肝いりの小学校開設」と理解した役人や政治家が「忖度」で動いたことは充分に考えられます。

初めは小さな「忖度」が関係者(役人や政治家)に伝わるに連れてさらなる「忖度」が働き、次第に大きな力になって一連の決定が「異例」に進んでいったということなのだと思います。

これから明らかにすべきは「決定のプロセス」にかかわった役人と政治家などを明らかにしていくことだろうと思います。

仮に安倍首相自身は、何の指示も関係省庁に依頼もしていなかったとしても、その責任は免れないと思います。

このあたりがおおもとになっているのではないでしょうかね。

問題発覚以降も首相夫人と籠池夫人はメールのやりとりをしています。

このメールが明らかになれば、籠池氏が「口止めの圧力のように感じた」と言っていますから、明らかに首相夫人のイメージは悪くなるでしょう。

総理夫人と名前の出たお付きの経産省役人の証人喚問も必要になってくると思います。