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たろはな・29 A.S.O.K

 

先輩も来ていたんです?

おう、葉稼か、お前には先輩と言われたくないなぁ、

冗談だよ 島おこしっておもしろいな!

すみません、失礼します。

草原さん!

失礼するわね。この島も人がすくなくなったわ。村上水軍の絆で再確認しなくてはねって、誠ちゃんと話していたのよ。

あっ、桐谷さんだ

みなさん、おはようございます。

島おこし会議をA.S.O.Kと名付けます

そんなのどうでもいい、早く、天文台を建ててくれ!

お盆なのにわざわざやってきているんだぞ!

では、お聞きします。

直樹: 天文台が新しくなるとどうして人が来るんですか?

谷岡: そりゃ、新しい方がいいだろ

直樹: 望遠鏡はひとつですよね。大勢の人が集まったら、待ち時間が長くなると思うのですが、その対応は?

谷岡: それは・・・・・

太田: 天文台はともかく、ナウマンゾウの博物館を作ってくれ。

直樹: お言葉ですが、ナウマンゾウの骨は頭部しか見つかっていないんですよね。それだけで、博物館ってどうなんでしょうね。 なんか、もっとお客さんを喜ばせるアイデアはおもちですか?

太田: いや、そういうことは・・・・・

直樹: そして大山町長、確かに埋蔵金があることはわかりました。でも、建物を作っても人が入らないきゃ意味がない。無用の産物になりますよ。歴史ある村上水軍の島がさびれてもいいんですか?本当に島のことを考えているならしっかりしたアイデアを出してください。 

 でないと・・・・・

 

 直樹: バラしますよ。愛音島にとんでもない埋蔵金があるということね。

 な、なんだって! オー、マイ、ガット! そ、そんなことしたら・・・

直樹: 確か昭和の初めに行方不明になった、

喜多川夢磨の“吉原の雪”がありましたよね。 

すべて話します。豊臣の金の北前船とかね。

友人にスクープ雑誌“Vendredi(ヴァンドウルディ)”の

記者がいますから。人がわんさか来ますよ!

島おこしになりますよ(笑)ヒヒヒ!

大山: そ、それ困る。あなたを信頼して話したのに!

 そうだ! そうだ!

弥生: あら、あの人、おもしろいこと言うわね。

直樹: なら、真剣に考えてください。大事なふるさとの愛音島のことですよ。お盆明けに、A.S.O.Kを開きます。以上!